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2008年 01月 03日
南国高知と言われるけれど、大晦日、元旦は雪がちらつく。
大晦日、学生時代の友達が高知へやってきた。 1日。朝から雪模様の天気が、帰る直前、奇跡的に太陽が顔をだした。 海からは蒸気がのぼり、 今日の冷え込みを物語る。 今年はどんな浜の風景に出会えだろうか。 #
by sunabi
| 2008-01-03 22:27
2007年 12月 09日
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by sunabi
| 2007-12-09 14:34
2007年 10月 03日
9月も終わりかけのある日の夜、
月見に浜へ出かけた。 団子とお酒を持って。 丁度、岬から月があがってくるところだった。 数人の人が、浜でその瞬間を待っていた。 出始めは黄色かった月が、スッカリ夜空に姿を現すと、 白っぽく見える。 さっきまで浜にいた人たちも帰っていった。 自分たち以外は誰もいない浜。 砂浜の木のベンチに腰掛けて、 夜の砂浜美術館を味わった。 月の光が海を照らして、 最高のひととき。 #
by sunabi
| 2007-10-03 22:16
2007年 08月 24日
夏の海の色は、鮮やかな青。 日差しは強烈だが、さっぱりした気分で砂浜を 歩くことができる。 この日拾ったもの。 ひょうたんを振ったら、しゃらしゃらと種の音がした。 楽器に使うもよし、我が家の庭に種を撒くのもよし。 #
by sunabi
| 2007-08-24 23:40
| 漂流物
2007年 08月 18日
<第2話> 海辺に立つ一軒の古い家。 昼になるとむんっとした空気が部屋の中にたまる。 この家には冷房がない。 それでも、時折部屋を吹き抜ける風に、心地よさを感じる。 まだ一歳に満たない赤ちゃんと、お母さんが部屋の中に見えた。 暦の上では立秋を過ぎたと言うのに、残暑はまだまだ続く。 赤ちゃんは、額いっぱいに汗を浮かべて、寝苦しそうによこたわっていた。 「本当に暑い」 お母さんはつぶやいた。 ふと目を向けると、うちわが転がっていた。 そっとひとあおぎしてみた。 べたべたとした潮風も、うちわの風と混じってさわやかな感じがした。 なんともやさしい、柔らかい風。 寝苦しそうな赤ちゃんのそばで、お母さんはうちわを仰いみた。 あかちゃんの額の汗は引き、気持良さそうに深い眠りへと落ちていった。 その様子を時計は遠くからほほえましく眺めていた。 時間は午後1時17分。 柔らかい波に引き寄せられ、時計は海へと流れていった。 <第2話終了> #
by sunabi
| 2007-08-18 22:58
| 漂着時計の物語
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